2012年8月8日水曜日

ニュージーランド研修旅行報告 その5


8月8日(水)
昨日よりも少し暖かく感じる朝でした。今日の空はとても晴れやかです。

今日はこちらでの学校生活について少しご紹介しましょう。

朝、NDの生徒はホームステイ先の家族にバディー(ホームステイ先のマエロアの生徒)と一緒にほとんどが車で送られてきます。

一日の最初のベルは8;35に鳴ります。それまで私たちのホームルームに集まり、簡単なミーティングを行っています。

一限目の授業は8:45から10:10までの85分間。2つのグループに分かれて英語の授業を行っています。

その後10:10から10:30まで20分間の休み時間。これは「モーニングティーブレイク」と呼ばれています。先生はもちろん、マエロアの生徒もここでお茶を飲んだり、軽食やお菓子を食べたりしながら、次の授業に備えています。

午前中の2限目は10:10から11:45の95分間。ここでは1限目の続きです。

そしていよいよ「ランチタイムブレイク(昼休み)」なのですが、11:45から12:10の25分間という日本と比較して少し短いのです。そのため前の休み時間である「モーニングティーブレイク」の時間に少し軽食を食べておかなければランチを全部食べているゆとりが無くなります。NDの生徒はこの短いお昼休みにようやく慣れてきて、「モーニングティーブレイク」と「ランチブレイク」をうまく活用できてきました。

午後からは12:10 から13:25までの75分間が3限目になります。日によって変わりますが、ここからNDの生徒は一人ずつ分かれてマエロアの生徒の通常授業に参加します。体育をしたり、アートをしたり、とても様々なプログラムを体験してます。

13:25から13:55までの30分間は「アクティビティブレイク」です。この時間に基本的には休み時間ですが、主にスポーツや体を動かすことが推奨されているようです。NDの生徒はマエロアの生徒と一緒にバレーボールや歓談を楽しんでいます。

13:55から15:00までの65分間は一日の最後の授業です。日によって違いがありますが、マオリの伝統文化を学んだり、クッキングをしたり、ND の生徒のための特別授業が開かれる日が多くあります。

そして、今日は本来は昨日行う予定だったマオリ文化体験のワークショップが開かれました。マオリ語の歌に合わせて、「Poi(ポイ)」の体験授業をしました。白くて丸い紐のついた球体を回しながら巧みにコントロールしながら歌に合わせてリズムをとっていきます。見ているのと実際にやってみるのとではまったく違うようで、最初は戸惑っていた生徒たちですが、最後のほうは少し形になってきました。

ほんの少しニュージーランドに馴染んできた様子です。

写真/文章 引率山岡